会長 黒岩 芳彦
今年から天気予報では、「猛暑日」を超える暑さの「酷暑日」と言う言葉が使われるようになりました。長期予想では、例年以上に厳しい暑さが予想されています。パーキンソン病患者にとって、夏の暑さは「不快」以上の病気特有の理由があります。
自律神経の乱れから、体温調節を行う自律神経の調節が弱くなっています。また、汗をかき過ぎて脱水症状になったり、逆に汗をかけずに体温が上昇したりすることがあります。実は水分が足りなくても、脳が「喉が乾いた」と言うサインを出しにくい場合があります。
「まだ大丈夫」は禁物です
つい「まだそれほど暑くない」「自分は大丈夫」と我慢してしまいがちです。しかし、室内での熱中症は、気づかないうちに静かに進行します。ご自身の感覚ではなく室温が28℃を超えたら、迷わずエアコンをつけましょう。エアコンは贅沢品ではなく、夏を安全に過ごすための「医療機器」のようなものだと考えてください。一度にたくさんの水を飲むのは大変ですが、コップ一杯の水を「ちょこちょこ」と回数を分けて飲むことも大切です。外出時はもちろん、室内にいる時も、喉が渇く前に一口飲む習慣をつけましょう。